Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

立命館大教授が空き巣被害 - 学生の個人情報含むパソコン盗まれる

立命館大学は、同大学大学院の教授が所有するパソコンが盗まれ、学生の情報が流出したと発表した。

今回の事件は、1月29日に同教授宅へ空き巣が入り、何者かにパソコンを持ち去られたもの。パソコンには、同教授が2005年度および2006年度に担当した科目の受講生情報1265件が保存されていた。含まれる個人情報は氏名や学生番号、成績など。住所や電話番号などは含まれていなかった。

同教授は、事件後に警察へ被害を届け、大学でも監督官庁である文部科学省へ事態を報告した。さらに同大学では、同教授のアカウントを停止するとともに、盗難後に学内ネットワークへ不正なアクセスがなかったことを確認した。

同大学では、該当する在学生や卒業生に対して事情を説明している。また不審な問い合わせを受けた場合など、同大学まで連絡してほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2007/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
サーバに攻撃の痕跡、一部情報流出を確認 - 人材サービス事業者
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県