今後増加が予想される「IP電話スパム」の撃退技術を開発 - NEC
NECは、IP電話を利用したスパム(SPIT)を防止する「VoIP SEAL」を開発した。
IP電話は、通話料金が無料だったり安価に設定されているため、今後スパム事業者による同技術を利用したスパム「SPAM over IP Telephony(SPIT)」の増加が懸念されている。
今回、NECが開発した技術は、これらSPITに対応するもので、SIPサーバ上でチューリング・テストを行うことで、人からの電話かスパムを通話前に判別、不正なアクセスについては呼び出し前に遮断する。同社がシミュレーションを実施した結果、スパム99%を判別できたという。
モジュール構造のため、システムに合わせたカスタマイズが可能。また、多用な攻撃に対して、モジュールの追加や更新のみで対応できるという。
(Security NEXT - 2007/01/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市