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旧和歌山銀行の顧客情報含む書類が紛失 - 誤廃棄の可能性

紀陽銀行は、合併した旧和歌山銀行において、顧客情報が記載された伝票などを合併前に紛失していたことが判明したと発表した。

所在が不明となっているのは、2006年10月10日付で同行と合併した、旧和歌山銀行の顧客情報が記載された書類。31支店および本部で保管していた口座振替依頼書やATMジャーナルなどで、顧客名、口座番号、電話番号、取引金額など3万841件分の顧客情報が記載されている。同行では誤って廃棄した可能性が高いとしている。

また、5支店で保管していた伝票綴り合計282営業日分の紛失も判明した。記載されている正確な情報件数は不明だが、推定約5万9000件と見られている。同伝票に関しては、保存期限前に焼却処分されていたことが確認されたとしている。

(Security NEXT - 2006/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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