Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ガンホー、不正アクセスで仮想通貨ねつ造した元社員に損害賠償請求

「ラグナロクオンライン」が3月に不正アクセスを受けた問題で、同サイトを運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントは、不正アクセスを行った元従業員に対して損害賠償請求を行うと発表した。

同事件は、当時の従業員が上司のIDを利用し、ゲーム内の仮想通貨を不正に得て売却し、金銭を得ていたもの。同社は事件発覚後に社員を懲戒解雇。さらに元従業員は7月に逮捕され、すでに不正アクセス禁止法違反で起訴、東京地方裁判所で10月に懲役1年執行猶予4年の判決が出ている。

同社は、同行為により信用毀損と機会損失のほか、諸費用など約7486万円の賠償を求めるとして、取締役会で決議した。

(Security NEXT - 2006/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消