NTT Com、誤送信によるアドレス流出やデータ漏洩を防ぐメールシステムを提供
NTTコミュニケーションズは、誤送信による個人情報の漏洩を防ぐ「宛先分割・添付ファイル暗号化システム」を発売した。
同製品は、複数送信メールの宛先分割機能や、添付ファイルの自動暗号化機能などを搭載し、複数のメールを同時配信する際、宛先を誤って「TO」や「CC」に設定したことによるアドレスの流出や、誤送信による添付ファイルの流出などを防ぐメール送信システム。
「自動宛先分割機能」では、複数のメールを同時配信する際、送信サーバが自動で社外アドレスを認識し、社外に送るメールは個別に送信する。これにより、受信者以外のアドレスは表示されないため、流出を防ぐことができる。
また、「添付ファイルの自動暗号化機能」により、社内外を問わず全ての添付ファイルが自動で暗号化される。復号に必要なパスワードは別のメールで送られるため、データ漏洩の危険を軽減できる。さらに受信側の都合でこれらの機能に対応できない場合に備え、簡単な操作で機能を解除できる「例外処理機能」を装備した。
(Security NEXT - 2006/11/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分