ウイルス感染ソフト提供問題でベクターが謝罪 - 「過去の事故とは異なる」
ベクターは、同社ポータルサイトにおいてウイルス感染したソフトを公開した問題を受けてウェブ上で謝罪し、事故の原因や経緯を究明し、対策案を講じる考えを示した。
今回の問題は、社内ネットワークやパソコンへウイルスが感染し、さらに公開ソフトへ感染が拡大したもの。同社が公開する3986本が感染し、のべ7837回ダウンロードされた。同社では、詳細が判明した29日よりウイルス感染ソフトの一覧と対策法を掲載して注意を呼びかけている。
同社によれば、以前にもウイルスが感染したタイトルを公開する事故が発生したことがあるという。ただし、タイトル数が少なく、作者より提供された時点でウイルスに感染していたなど、同社内で感染が広がった今回の事故と根本的に原因が異なる。同社では徹底して原因究明などを行うとしている。
(Security NEXT - 2006/10/04 )
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