楽天証券、ネット事典の不利益情報削除を謝罪
楽天証券は、インターネット上でフリーで提供されている百科事典「Wikipdedia」から自社に不利益な情報を社員が削除する不適切な行為があったとして謝罪した。
今回の問題は、インターネット上で誰でも閲覧、編集が行えるインターネット上の事典「Wikipdedia」に設けられた「楽天証券」の項目から、楽天証券が金融庁より業務改善命令を受けた記載や、不具合を指摘した箇所が同社社員により削除されたもの。
「Wikipedia」の編集履歴には、複数回にわたり楽天証券のIPアドレスから削除が行われたことが残っており、ネット証券の情報を発信する個人ブログがこのことを指摘したことで問題が表面化。さらにテクノバーンがニュースとして報じたことにより、大きな騒ぎとなった。
楽天証券は、今回の問題について該当する社員に対して社内処分を実施。今後は「社員教育を実施し、再発防止に取り組みたい」としている。
(Security NEXT - 2006/09/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
ECサイトで不具合、会員登録時に別人情報表示 - 下着通販会社
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
