Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報記録フィルムや書類など約35万件の顧客情報を誤廃棄 - 日本郵政公社

日本郵政公社が、貯金事務センターにおいて保管している顧客情報記載のマイクロフィルムや書類の一部を誤廃棄していたことがわかった。

所在不明が判明したのは、東京貯金事務センターで保管していたマイクロフィルム66本。顧客26万5255名分の顧客情報が含まれる。2005年12月に、同センターの倉庫内の整理を行った際、誤って廃棄したという。

また、貯金事務センター7カ所と沖縄支社において、顧客計8万8380名分の個人情報が記載された郵便貯金申込書が、保存期限終了前に廃棄処分されていたことも判明。マイクロフィルム、書類、いずれも、氏名、住所、生年月日、口座番号などが記録されていた。

同社では、いずれも廃棄時には粉砕や溶解書類を行っており、顧客情報流出のおそれはないとしている。

(Security NEXT - 2006/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
送信した表計算ファイルの非表示部分に無関係の個人情報 - 朝日新聞
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
先週注目された記事(2024年3月10日〜2024年3月16日)
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増