Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学内LANから個人情報へアクセス可能な状態に - 東京工業高等専門学校

東京工業高等専門学校は、学内のLAN上に個人情報が誤って公開されていたことを明らかにした。学外からのアクセスはなかったという。

同校の事務用データがLAN内からアクセス可能な状況になっていたもの。7月18日に学校内の関係者の指摘により判明した。データ移行の際にファイルの共有機能を利用し、そのままデータが放置された状態だったという。同校によれば、学校外のネットワークから閲覧することはできなかったとしている。

氏名や学籍番号、成績、顔写真など、1603名分の学生情報や、315名の教職員の氏名、住所、給与情報、実習先企業の担当者60名分の情報などが保存されていた。また、パスワードにより保護されていたが、1403名分の入試データもアクセスできる状態だった。

同校では、学生や保護者など関係者に事情を説明し、謝罪した。特に被害や苦情などは寄せられていないという。

(Security NEXT - 2006/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開