Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

京都大学、博物館展示室で個人情報記載の展示資料を紛失

京都大学が、6月9日に同大学の総合博物館で開催されている企画展で、資料として展示されていた1001名分の名刺のコピー冊子を紛失したことがわかった。盗難の可能性が高いという。

所在が不明となっているのは、同大学の総合博物館で開催中の企画展「コンピュータに感覚を」で展示されていた名刺1001名分のコピー。同大学の名誉教授が在学中に受け取ったもので、資料として展示していた。名刺は最も新しいもので1985年当時のものだが、そのうち36件には自宅の住所が含まれていたという。

展示室内で、「名刺読み取り装置」を体験できるコーナーに置いてあったが、閉館後に紛失していることが判明。同大学では盗難の可能性が高いとして、今後は展示方法や監視体制を見直して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ネットワーク機器経由で侵害、個人情報流出か - クールジャパン機構
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市