Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

島根県HPに韓国経由の大量アクセス - 竹島問題への抗議か

5月31日に島根県のホームページへ大量アクセスが発生し、ホームページへ接続できない状況になったことがわかった。

5月31日には212万6730件のアクセスがあり、多い時で1秒間に100回近くのリクエストが発生。アクセスは韓国のプロバイダを経由したものと見られている。同県によれば、同日のアクセス数は前日の約128倍に上ったという。

同県では対策として、同じIPアドレスから短時間に大量のアクセスが発生した場合に、その通信を遮断する措置など対策を講じたことで、現在アクセスできる状態になったが、異なるIPアドレスからの攻撃は続いているという。

また、同日9時46分から9時57分の11分間に、韓国プロバイダのIPアドレスを持つメールが、県のアドレス宛てに1168件送られた。メール本文には竹島に関する抗議文がつづられていた。

(Security NEXT - 2006/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
ECサイトで不具合、会員登録時に別人情報表示 - 下着通販会社
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ