Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スパイウェア対策にソフトウェアキーボードを導入 - 日本郵政公社

日本郵政公社は、オンラインでの取り引きを提供する「郵貯インターネットホームサービス」において、ソフトウェアキーボードの導入などスパイウェア対策を、4月17日より導入する。

今回のソフトウェアキーボード導入により、キー入力の詐取防止はもちろん、画面上のキーの配置をログインのたびにランダムに変えて配置するため、クリックした位置を記憶してパスワードを盗むタイプのスパイウェアにも有効。また、クリックの際にはキーの文字が隠されるため、クリック時の画面を撮影して入力情報を盗むこともできない。

また同社では、同サービスにおける1日の送金限度額引き下げ手続きを、パソコンや携帯電話からでもできるよう簡易化した。送金限度額を高額に設定していると、万が一暗証番号が盗まれた場合被害が大きくなるとして、必要最小限に抑えるよう勧めている。

(Security NEXT - 2006/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
JupyterLabの機能拡張作成用テンプレートに脆弱性 - リポジトリに影響
イベント申込フォームで設定不備、個人情報が閲覧可能に - 多摩SDC
2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新