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マンション購入者情報など8100件がWinny上へ流出 - 広告代理店

広告代理店のアイ・アンド・キューアドバタイジングの取引先顧客情報がWinny上へ流出していたことがわかった。同社では、Winnyを削除、さらに流出情報の詳細や漏洩の原因について調査を進めている。

4月10日に同社東京オフィスの情報流出が判明したもので、取引先企業から受託した顧客の氏名や住所、メールアドレスなど約8100名分の個人情報が含まれていた。同社によれば、社内パソコンへWinnyがインストールされていたという。

今回流出した情報には、三菱地所、住友不動産、東急不動産、新日鉄都市開発、東日本旅客鉄道が販売した「幕張ベイタウンマリンフォート」の情報が含まれていたことが判明しており、2549名の顧客情報が含まれていた。顧客へは個別に連絡を取るとしている。

また、双日の情報が含まれていたとの一部報道があり、双日では現在調査を進めているという。

(Security NEXT - 2006/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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