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プロミス、保証金額などを記載した内部書類を紛失

消費者金融サービスを展開するプロミスは、同社保証センターにおいて書類の紛失が判明したと発表した。

3月1日にわかったもので、所在不明となっているのは、提携先地方銀行の通知に利用し、同社内で保管している審査結果連絡表12枚、保証番号連絡表3枚、信用情報照会明細表8枚の計23枚。

審査結果連絡表は取引銀行6行分、133件の氏名や、生年月日、希望貸付金額、保証番号が記載されていた。保証番号連絡表は、3行分、34件の個人情報が記載されており、住所、生年月日のほか、保証番号、補償金額が記載されている。信用情報照会明細表は、8行分165件の氏名や生年月日、電話番号、会員番号が記載されていた。

調査の結果、同社では誤って処分した可能性が高いとしている。また、該当する顧客へ事情を説明し、謝罪した。同社では、社員教育や検証体制の強化により再発を防止したいとしている。

(Security NEXT - 2006/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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