Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

産業再生機構、対象事業者の従業員情報などを保存したメモリーカードを紛失

産業再生機構は、3月14日に支援対象事業者の従業員約450名および株主約200名の個人情報が保存されたメモリカードを紛失した。

所在不明となっているメモリカードには、支援対象事業者の従業員約450名分の氏名、役職、入社年月日といった個人情報が記録されていたほか、株主約200名分の氏名および住所なども含まれる。

同機構では、同カードに対して暗号化などのセキュリティ対策を実施しており、データが流出する可能性は低いとしている。また、紛失判明後、警察に届け出た。

今後、同機構では、メモリカードの管理体制を見直すなど、再発防止を実施する予定。

(Security NEXT - 2006/03/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

児童相談所で児童の住民票が所在不明に - 福岡県
文化振興財団においてメールの誤送信が発生 - 豊田市
権限ない学生が教務システムで個人情報を閲覧可能に - はこだて未来大
IBM、インフラ管理のHashiCorpを64億ドルで買収
3月のDDoS攻撃件数、前月から2割減 - IIJレポート
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消
メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿