Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

立命館大、受講生の採点表が所在不明に

立命館大学は、受講者165名分の情報が記載された採点報告表の紛失が判明したと発表した。

所在不明となっているのは、同学部が2005年度に開講した講義の採点報告表。氏名、学生証番号、成績評価など受講者165名分の情報が記載されていた。

今回紛失した科目が大学コンソーシアム京都の単位互換制度に提供していたため、同大学学生125名だけでなく、他大学学生40名分の情報も含まれていたとしている。

紛失は、2月9日に判明したのち、学内で捜索を続けていたが発見されず、同大学では誤って廃棄された可能性が高いとしている。

同大学では、関係者への報告と謝罪をするとともに、文部科学省への報告も行った。また、原本資料をもとに紛失した報告表を復元したという。今後は、再発の防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響