Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロ、2005年12月のウイルス感染被害状況を報告

トレンドマイクロは、2005年12月のウイルスに関するレポートを公表した。スパイウェア「GATOR」が11月に引き続き1位を獲得した。

同社によれば、全体の被害報告は8065件から7363件へと減少傾向を見せているという。12月の被害件数トップはスパイウェアの「GATOR」で、被害件数は前月よりやや増加し363件に上った。被害が大きく増加したのは、3位にランクインしたトロイの木馬「AGENT」で、前月の約4倍弱の被害が発生しているという。また、2位と6位に「SHOPNAV」「HOTBAR」とアドウェアがランクインした。

また、Windowsの画像とFAXビューアの脆弱性感染するトロイの木馬「NASCENE.C」が12月末に発見されており、注意を促している。同トロイの木馬に感染すると、特定のサイトより不正なプログラムをダウンロードするという。

(Security NEXT - 2006/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先で情報開示手続きに不備、個人情報を誤送付 - 千代田区
国会図書館のシステム開発環境から個人情報が流出した可能性
Atlassian、2025年10月の更新で脆弱性39件を修正
中学校教諭が名簿を誤送信、類似メアド宛に - 岡山市
体験プログラムの申込フォームで別人の個人情報が閲覧可能に - 愛知県
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ
IT資産管理製品「MaLion」のWindows向けエージェントに深刻な脆弱性
ランサム感染でサーバ障害、調査や復旧実施 - YAC子会社