Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国民生活金融公庫、私用PCのウイルス感染で顧客情報が流出

国民生活金融公庫は、12月12日に融資先など同社顧客情報53件がインターネット上に流出したと発表した。

職員の私用パソコンがウイルスに感染、流出したもので、同公庫によれば、流出した顧客情報は職員が無断で持ち出したものだという。

船橋支店の51件と板橋支店の2件、計53件。氏名、住所、契約内容といった個人情報が含まれていた。今回の事件を受け、該当する顧客に対し、事実説明と謝罪をしている。

同庫では、再発防止を目指し、顧客情報の持ち出し禁止や記録媒体への保存の制限、セキュリティ機能を備えたパソコンの導入などを進めるとしている。

(Security NEXT - 2005/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メールを「CC」送信で学生のメアド流出 - 神戸外大生協
国内外子会社が相次いでサイバー攻撃の被害 - ジャノメ
京都市内で顧客預託書類632件を発見、経緯不明 - 日本郵便
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件