Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、12月の月例パッチを公開 - IE脆弱性の深刻度は「緊急」

マイクロソフトは、12月の月例セキュリティパッチを公開した。

今月公開された脆弱性は2件。「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(MS05-054)」は、 Internet Explorerの脆弱性により、コンピュータを乗っ取られる脅威を回避するもので、同社では深刻度を「緊急」としている。

「Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (MS05-055)」についても、深刻度を重要としている。同脆弱性は、攻撃者が正しいログオン資格によりログオンした後に、Windowsカーネルの脆弱性が攻撃した場合、特権の昇格が行われる可能性があるという。

2005 年12月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms05-dec.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2005/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ