システム不具合で1円大量発注取り消せず - 東証
12月8日にみずほ証券の発注ミスによりジェイコム株が大量に約定した問題で、ミス発覚後に注文の取り消しできなかったことについて、東証はシステム上の不具合があったと発表した。
東証によれば、みずほ証券が、同株を1円にて64万株の売り注文が発注された際に、初値となる67万2000円が形成され、さらに上下限の制限値幅が決定。そのため、1円の発注は、下限制限となる57万2000円の売り注文として「みなし処理」が行われたが、注文が約定処理中となり、注文の取り消しができない状況に陥ったという。
同取引所では、今回のトラブルについて、新規上場銘柄で、さらに今回のように特別買い気配の表示中に、気配の差し引き数量を大きく上回り、売り注文が残るような発注があった場合に発生する事象としており、今後は今回のような想定も含め、システム開発会社と原因究明を行った上で対応していくという。
また、同取引所では、差し引き注文が大量に残ることを避けるため、同銘柄の取引を14日まで停止。買付約定については、株券の受け渡し日となる13日に、買付代金の支払に対して株券ではなく、特別決済値段である91万2000円に株数を乗じた金額を受け渡すとしている。
東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/
(Security NEXT - 2005/12/12 )
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