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東和銀行、20支店で顧客情報が記録されたマイクロフィルムを紛失

東和銀行は、20の支店において、顧客情報が記録されたマイクロフィルムの紛失が判明したと発表した。紛失した顧客情報は、合計約2万1000件だという。

同行によれば、紛失したのは内部管理資料を焼き付けたマイクロフィルム「コムフィッシュ」で、顧客約2万1000名の氏名、口座番号、取引金額などが記録されていた。全店でコムフィッシュの保管状況を調査した際、所在不明となっていることが判明したという。

内部調査の結果として、誤って廃棄した可能性が高いと結論付けている。同行では、顧客からの問い合わせに応じるとともに、再発防止に向けて顧客情報管理体制の見直しを図るとしている。

(Security NEXT - 2005/12/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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