Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

音楽プレイヤーのワーム混入は50台未満 - クリエイティブメディア

クリエイティブメディアは、携帯音楽プレイヤーにワームが混入した事故で、影響を受ける台数や今後の対策を公表した。

今回の事故は、出荷準備中や7月下旬以降に製造出荷されたデジタルオーディオプレーヤーの「Creative Zen Neeon」にワーム「W32.Wullik.B@mm」が混入したもの。同社では店頭や流通段階のロットを回収しており、実際に影響を受ける可能性があるのは50台未満だとしている。また、9月1日現在、2台の混入を確認されている。

ワームは新種でないため、各社ウイルスソフトで駆除できるほか、同社では対応策をホームページ上で公表している。また、9月1日より相談窓口を開設している。

同社では、すでに障害のあるシステムについて修正し、作業手順も同様に問題ないことを確認したという。また、テストやコンプライアンスの強化を徹底するほか、品質監査の頻度を増やしていく計画。

(Security NEXT - 2005/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

I-O DATAのNAS製品「HDL-T」シリーズに深刻な脆弱性
SAMLライブラリ「samlify」に「クリティカル」脆弱性
米政府、脆弱性6件の悪用に注意喚起 - メールや社内チャットなども標的に
トルコ関与疑われる攻撃グループ、チャット製品にゼロデイ攻撃
個人情報含むファイルを複数行政機関へ誤送信 - 長野県
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート