Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三井住友カード、セキュリティ強化策を発表

三井住友カードは、キーロガーやフィッシングを防止するため、インターネット関連サービスにおけるセキュリティ対策を8月15日より順次強化すると発表した。

同社では、手はじめにNTTコミュニケーションズの「nProtect Netizen」を導入。利用者はクラインPCへインストールし、同社ホームページにアクセスする際に起動させることで、「ウィルスへの感染」を防止できるという。また、キー入力の内容を自動的に暗号化するため、スパイウェアによる個人情報の詐取を防止できるとしている。

また同社では、2005年下半期にハンドルネームの導入を予定している。同社では利用者と同社のみが知りうるハンドルネームを設定し、メールサービスなどに利用することで、フィッシングメールの見分けが可能になるとしている。

(Security NEXT - 2005/08/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト