Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

楽天市場での顧客情報流出、ビッダーズにも波及

ディー・エヌ・エーは、ショッピングサイト「ビッダーズ」の出店舗より顧客情報が流出していたと発表した。楽天市場の個人情報漏洩事件と同一店舗だという。

同社によれば、流出が確認されたのは、センターロードが出店している店舗「AMC」での取引きに関わる個人情報8456件。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、購入商品名などが含まれている。クレジットカード情報の流出は、現時点では確認されていないという。

同社では楽天市場での情報漏洩事件を受け、社内調査を実施するとともに、楽天、センターロード、および報道機関に対して情報提供を求めてきた。そして8月9日、大手報道機関が保有する同店舗の取引データとビッダーズの取引データを照合した結果、流出した情報にビッダーズ内の同店舗における取引情報が含まれていることを確認したという。

同社では、同店舗での取引実績があるユーザーに対し、現時点で把握されている事実と今後の対応についてメールで報告し、注意を喚起する。今後は、同社および各店舗における個人情報管理体制を強化し、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分