Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国民生活センター、個人情報相談窓口の受付状況を公表 - 3カ月で533件

国民生活センターは、個人情報相談窓口の開設後3カ月間に受け付けた、相談の件数および内容などをまとめ、公表した。

同発表によれば、2005年4月1日の窓口開設から6月30日までの3カ月間に受け付けた相談の総件数は533件だった。そのうち、苦情は398件、問い合わせは135件だった。特に個人情報の厳格な取扱いが求められる3分野に関する相談件数は、医療41件、金融・信用92件、情報通信89件であった。

また相談の内容については、「同意のない提供」が153件、個人情報の利用停止などに関する「開示等」が112件、「目的外利用」が105件、「不適正な取得」が91件となっている。相談処理の結果は、相談者への情報提供が230件、自主解決および自主交渉の方法のアドバイスが245件で、事業者と交渉または相談者に助言した結果解決したものは12件だったという。

(Security NEXT - 2005/07/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響