ソフォス、6月のトップ10ウイルスを発表 - 「Mytob」の亜種がまん延
ソフォスは、2005年6月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。
同発表によれば、6月はワーム「Mytob」の亜種が多く出回った。その結果7種がトップ10入りし、報告数全体の40%を占めた。1位の「W32/Mytob-BE」はメールによって拡散し、感染したコンピュータへの、外部からの不正なアクセスを許すバックドアを開くなど被害が発生。さらに、セキュリティ関連のサイトへのアクセスを遮断するため、ユーザーが駆除情報を入手することを困難になるという。
同社では、6月に1434種類の新規ウイルスを検知、駆除対応した。同社の統計では、6月に使用されたメールのうち2.3%がウイルスメールで、これは先月に比べて減少しているという。
同社が発表したトップ10は以下の通り。
W32/Mytob-BE
W32/Netsky-P
W32/Mytob-AS
W32/Mytob-EP
W32/Mytob-CM
W32/Mytob-CN
W32/Mytob-AT
W32/Zafi-D
W32/Netsky-D
W32/Mytob-CJ
(Security NEXT - 2005/07/05 )
ツイート
PR
関連記事
「WinRAR」に深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃で判明
ビジネス交流会サイトに攻撃試行 - 攻撃遮断も一時閉鎖
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)