Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大手人材派遣のアデコ、不正アクセスにより個人情報6万件が漏洩か

アデコは、ウェブサーバが不正アクセスを受け、同社ウェブサイトの利用者情報約6万件の個人情報が流出したおそれがあると発表した。

同社では、不正アクセスの形跡があったことから、外部機関へ調査を依頼。その結果判明したもので、2005年1月18日から6月2日までの間に不正アクセスが発生したおそれがあるという。ウェブサイトより人材派遣サービスの登録を申し込んだり、仕事の申し込みを行った利用者の情報6万1876件に漏洩のおそれがある。

漏洩した情報には、氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスなど、個人情報が含まれていた。

同社では、関係省庁へ状況を報告した。また、該当する利用者に対して事故を報告するほか、事故の調査を実施する予定。

(Security NEXT - 2005/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分