Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

コスモスライフ、409件の顧客情報が記載された資料が車上荒らし被害に

マンション管理会社のコスモスライフは、5月31日に社員が車上荒らしに遭い、同社が管理する12棟409戸のマンションに住む顧客の個人情報が記載された資料を紛失したと発表した。

同社によれば、社員が管理受託マンションを巡回し、文書の投函作業を行っている間に、駐車中の車両の窓が破られ、車中のバックなどが盗まれた。その中には、管理を受託しているマンション12棟409戸に住む顧客のマンション名、部屋番号、氏名、電話番号などの個人情報が記載された資料が入っていた。

同社ではただちに被害届を提出するとともに、該当する顧客を訪問して経緯説明と謝罪を行っている。また再発防止に向け、顧客情報の保護に関する従業員教育の徹底に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道メーター交換で利用した帳票が所在不明 - 桐生市
メール誤送信でセミナー参加者のメアド流出 - 沖縄振興開発金融公庫
八十二銀と長野銀の出向者が顧客情報を外部送信 - 契約内容を誤解
「セキュリティ対応組織の教科書 3.2版」が公開 - 実例など収録、評価シートも刷新
自動車部品メーカーのヨロズでランサム被害 - 被害状況など調査
ニデック子会社のサイバー攻撃被害 - データ約5万件が公開
Apache Solrに認証バイパスの脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
DigiCert、「マネージドDNS」を展開するVercaraを買収
Veeam製バックアップ製品の脆弱性を標的に - 複数ランサムウェアが悪用
米当局、「SolarWinds WHD」や「Windows」など脆弱性3件の悪用に注意喚起