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三菱信託銀、約17万件の顧客情報を紛失

三菱信託銀行は、顧客情報約17万件が記録されたマイクロフィルムを紛失したと発表した。

顧客情報の一部を記録したフィルム251枚を紛失したもので、1971年から直近までの情報が記録されていた。氏名が含まれる情報が13万4000件、含まない情報が3万9000件が記録されており、含まれる個人情報は、氏名、生年月日、電話番号、取引明細、残高など。

今回の紛失は、同社の事務センターにおいて集中管理するため、調査を実施したところ発覚したという。同行では誤って廃棄した可能性が高いとし、漏洩の可能性は低いとしている。また、現在の取引などに影響はないという。

(Security NEXT - 2005/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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