Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日興コーディアル、119件の顧客情報が登録された携帯電話が盗難被害に

日興コーディアル証券は、5月26日に松戸支店の社員が路上でひったくり被害に遭い、個人法人合わせて119件の顧客情報が登録された業務用携帯電話を紛失したと発表した。

同社によれば、被害に遭った携帯電話には、117名分の個人の顧客の氏名および電話番号、2件分の法人の顧客の会社、団体名および電話番号が登録されていた。同携帯電話には「自動ダイヤルロック」機能が設定されており、指紋認証を通過するか暗証番号を入力しない限り、登録内容は閲覧できないという。

事件発生後ただちに盗難届を提出したが、5月31日時点では発見されていない。同社では、該当する顧客に対し、事実説明と謝罪を行うとともに、ひったくりなどの盗難に対する防御対応を徹底して、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

施設指定管理者がバスツアー当選メールをCC送信 - 寒川町
サーバから個人情報流出、不審メールに注意喚起 - 日本ユースホステル協会
決裁文書など書類4件が庁内で所在不明に、盗難か - 四条畷市
「IBM AIX」に複数のRCE脆弱性が判明 - パッチや暫定修正プログラムを公開
新規アプリ登録者のメアド流出、システム設定ミスで - マクドナルド
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートがリリース
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
米政府、バックアップソフトやIPカメラの脆弱性悪用に注意喚起