Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

相次ぐ不正アクセスによるHP改ざんで、利用者に注意を喚起 - 警察庁

警察庁は、不正アクセスによるホームページの改ざんが相次いで発生しているのを受け、利用者および開設者に十分な対策を実施するよう注意を喚起した。

サーバに不正に侵入してホームページの一部を改ざんし、一般ユーザーが閲覧した際に、不正プログラムをダウンロードさせるような仕掛けを埋め込むという事件が相次いで起きている中、同庁は利用者および開設者に対し、対応策を挙げて注意を促している。

利用者に対しては、閲覧しただけでは改ざんに気付くのは難しいとして、ホームページ閲覧時にもウイルスを検出できるウイルス対策ソフトを利用するよう求めている。また、ウイルス定義ファイルやOS、ブラウザを最新のものに更新することも必要だとしている。

開設者に対しては、不正アクセスの原因となるセキュリティホールや単純なパスワードに注意するとともに、ディレクトリやデータに不正なプログラムをダウンロードさせるような仕掛けを埋め込まれていないか、定期的に確認するよう求めている。

(Security NEXT - 2005/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み