Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウイルス被害件数は減少の傾向 - トレンドマイクロ4月度レポート

トレンドマイクロは、日本国内における、2005年4月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。

同レポートによれば、今月のウイルス感染被害の総報告数は2347件で、先月の2704件から減少している。特に流行したウイルスはなく、亜種が次々に作成され、小規模な被害を与えてはすぐに収束するという状況が継続しているという。中でも10位の「WORM_MYTOB」は、国内での被害数はわずかだったが、4月に60種類もの亜種が発見された。

また、MSNメッセンジャーを介して侵入する「WORM_KELVIR」は、20種類以上の亜種が発見された。メッセージ内にURLが添付されており、これにアクセスすると不正なプログラム本体がダウンロードされる。本文は英語で書かれているが、今後は日本語のメッセージを使う可能性もあるため、注意が必要だとしている。

(Security NEXT - 2005/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
国会図書館のシステム開発再委託先で侵害 - 影響範囲を調査
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox 145」をリリース - 16件の脆弱性に対処
「Ivanti EPM」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正
口座振込通知書を誤送信、データ出力時のミス気付かず - 燕市
地域計画PDFに個人情報 墨塗りでも参照可能 - 小千谷市