Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アイザワ証券、894名分の顧客リストが盗難被害に

藍澤證券は4月27日、芦屋支店の社員が同月26日に顧客訪問中、同支店の顧客894名分の個人情報が記載されたリストが盗難に遭ったと発表した。

同社によれば、社員が顧客訪問途中、自宅に立ち寄った際、社用車より顧客リストの入った鞄を盗まれたという。同日、警察署に盗難届を提出するとともに周囲を捜索したが、現時点では見つかっていない。

盗難に遭ったのは、芦屋支店の894名分の顧客名簿であり、氏名、年齢、住所、電話番号、職業区分が記載されているリスト、および同じ顧客のうちMRF残高のある顧客のリスト497名分が含まれている。

同社では、被害に遭った顧客に対し、個別に事実を説明し、謝罪する。また再発防止に向けて、顧客リストの持ち出しは原則禁止とし、訪問時の携帯書類については社内規程を遵守させるなど、顧客情報の社内管理体制をさらに強化するとしている。

(Security NEXT - 2005/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
オンラインショップ侵害され、詳細を調査 - 京都の料亭
顧客向けDMを一部紛失 - 京葉ガスサービスショップ運営会社
複数公民館でメール誤送信、宛先とBCCにメアド入力 - 神戸市