Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

F1観戦チケット購入者の個人情報が流出した可能性 - クレジットカード情報も

鈴鹿サーキットランドは、F1日本グランプリ観戦券発売の際、携帯サイトから購入した29名の顧客情報が、一時的に他の顧客により閲覧可能となる状況が発生したと発表した。

同事象は、券売開始日の4月3日午前10時から午後6時30分までの間、携帯電話からチケットを購入している顧客の入力画面が、他の顧客により閲覧できる状態になったというもの。原因は、チケット発売のための携帯用簡易画面作成時に、担当者が誤ったアドレスを入力したことによるものだという。

流出した可能性がある情報は、同時刻中にチケット購入画面を開いていた29名の名前、住所、電話番号、およびクレジットカード番号など。同社では、被害に遭った顧客に対して、電話と文書により謝罪、事実説明を行うとともに、同一時間帯に同サイトからチケットを購入した顧客全員に、購入情報の確認を行っている。

(Security NEXT - 2005/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局