クラブツーリズム、不正アクセスで9万人分の顧客情報流出か
クラブツーリズムは、第三者によるサーバへの不正侵入により、最大9万300名分の顧客情報が流出した可能性があると発表した。当分は、ホームページでの営業を休止するという。
同社によれば、2005年3月15日から3月17日の間、第三者によるサーバへの不正侵入を断続的に受けた。同社が保有するインターネット会員の顧客情報が、最大で9万300名分流出した可能性があるという。
顧客情報には、会員ID、パスワード、氏名、住所、電話番号、会社名、メールアドレス、生年月日、性別などが記載されていた。ただし、クレジットカード番号、銀行口座などの信用データは含まれていないという。
同社では事件発覚後、警視庁に被害の相談をするとともに、取締役を対策本部長とする「情報セキュリティ対策本部」を緊急設置して原因究明のための調査を開始した。また専門のコールセンターを設置して、被害の有無や、今後起こりうる問題などについての問い合わせに対応するとしている。
(Security NEXT - 2005/03/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
県立高で生徒進路指導の記録用紙を紛失 - 埼玉県
高校の体験入学申込サイトで個人情報が閲覧可能に - 福岡県
移行時に注文データが異なる個人情報と紐づく不具合 - ambie
産後ケアの利用者名簿を委託業者にメールで誤送信 - 館林市
委託先がランサム被害、ECサイト利用者に影響 - アテックスHD
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性