警察庁、インターネット治安情勢を更新
警察庁は、2005年2月度のインターネット治安情勢を公開した。
2月度のファイアウォールにおける検知件数は約63万5500件で、前月と比較し約30%と大幅に増加した。6129番ポートの一時的な急増が観測された同時期に、ボットネット観測システムにおいて、同ポートを使用する指令を検知しており、ボットネットを利用した攻撃の可能性があるという。
一方、12月にWindowsのWINSに関する脆弱性の公開以降増加していた42番ポートのアクセスが先月に引き続き増加傾向にある。また、4899ポートを使用するFamatechのWindows用遠隔管理ソフトウェア「Remote Administrator」を標的にしていると推測されるアクセスは、先月に比べて約30%減少した。
そのほか、8日に発表されたMSN Messengerの脆弱性を標的とする攻撃コードがインターネット上で公開されたことや、電子メールを媒介とするMydoomウイルスの亜種が発生していることなど、同庁では注意を促している。
(Security NEXT - 2005/03/17 )
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