職場へのPCの持ち込み、持ち出しについて約半数が「規定なし」 - ネットスター調査
ネットスターは、ノートパソコンの利用実態に重点を置いて実施した、第2回「職場でのインターネット利用実態調査」の結果をまとめ、発表した。
同調査は、同社がマクロミルに委託して、2005年1月21日および22日に実施したもの。調査方法はウェブアンケート方式で、対象は、職場でノートパソコンを利用している20代から60代の男女。有効回答数は515件。
調査結果によれば、従業員数1000名以上の組織において、43.6%が私物パソコンの持ち込みについての規定がなく、回答者の20.5%は無断で持ち込んでいる。さらに組織の規模が小さくなるほど、持ち込みパソコンの管理水準は低下するという。
また、ノートパソコンの持ち出しについても、「特に規定がない」と答えた組織が49%を占めた。持ち出しの頻度は「ほぼ毎日、毎週末」が最も多く、その間のウイルス感染やスパイウェア侵入のリスクについて、組織側の対応は遅れていると指摘する。
さらに業務用ノートパソコンについて、74%が「私的目的で利用することがある」と回答。一般的な情報サイト閲覧のほかに、ウェブメールや掲示板サイトの閲覧、投稿なども多く利用されており、情報漏洩発生のリスクも高まっているとしている。
(Security NEXT - 2005/03/03 )
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