5人に1人がPCからの個人情報漏洩について未対策 - ガートナー調査
ガートナージャパンは、PC内における個人情報の取り扱いに関する調査を実施し、結果を公表した。同社の固定パネル約1600人に対し、1月下旬にウェブ上で実施したもの。有効回答数は643だった
同社によれば、企業内のPC利用者において53.8%が顧客リストなど何らかの個人情報をPC内に記録していることがわかった。それら情報については、ほとんどの回答者が暗号化やパスワードなど適切な措置をとっているものの、操作ミスといった漏洩事故と隣り合わせにあるという。PCに「個人情報を入れていない」と回答した人は41.0%でした。
また、業務内容により保有する率が変化し、営業、販売、サービス部門については、73.4%の人が個人情報を個人利用PC内に保有していた。
漏洩対策については、52.8%が「暗号やパスワードで保護」しているとし、さらに20.8%が「そのほか慎重に適切な管理手法を実行」していると回答している。一方で、21.5%が「危険を感じているので対策を講じたい」としており、約5人に1人が未対応であることがわかった。
(Security NEXT - 2005/02/28 )
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