TCA、発信者番号の偽装による詐欺行為への対策を検討
電気通信事業者協会(TCA)は、着信時における発信者電話番号の偽装表示について、その仕組みや防止策などを検討する「発信者電話番号偽装表示対策検討部会」を設置すると発表した。
同協会によれば、着信時に警察や自宅などの電話番号が偽装表示され、電話に出ると「振り込め詐欺」などの詐欺行為だったという苦情や問い合わせが、各携帯電話事業者などに寄せられているという。
同部会では、そういった詐欺行為につながる電話番号偽装表示について、技術的、設備的側面からその仕組みにおける情報を共有化し、防止策を検討する。また同協会では、自宅や警察の番号が表示されても、不審な電話については一旦通話を終了し、折り返しかけ直して確認するよう注意を促している。
(Security NEXT - 2005/02/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開