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シンセキュア、フィッシング詐欺サイト検知ソフトを無償提供

シンセキュアは、実体のないサイトにユーザーを誘い、クレジット番号やパスワードといった個人情報を入力させて悪用するフィッシング詐欺を防ぐ製品「SecureVM for AntiPhishing」の無料提供を開始した。

フィッシング詐欺サイトでは、ブラウザのアドレスバーに表示されているアドレスと実際の接続先が異なる場合が多いが、同製品は実際の接続先を割り出して検証を行う。そして、DNS方式とデータベース方式の組み合わせによって詐欺サイトに該当するかを判定する。

詐欺サイトはブラックリストとして登録され、万一アクセスした場合には警告が行われる。またブラウザの種類を選ばず、ブラウザ自体の接続先をチェックするため、ブラウザのセキュリティホールを利用したコードにも対応できるという。

(Security NEXT - 2005/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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