Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シンセキュア、フィッシング詐欺サイト検知ソフトを無償提供

シンセキュアは、実体のないサイトにユーザーを誘い、クレジット番号やパスワードといった個人情報を入力させて悪用するフィッシング詐欺を防ぐ製品「SecureVM for AntiPhishing」の無料提供を開始した。

フィッシング詐欺サイトでは、ブラウザのアドレスバーに表示されているアドレスと実際の接続先が異なる場合が多いが、同製品は実際の接続先を割り出して検証を行う。そして、DNS方式とデータベース方式の組み合わせによって詐欺サイトに該当するかを判定する。

詐欺サイトはブラックリストとして登録され、万一アクセスした場合には警告が行われる。またブラウザの種類を選ばず、ブラウザ自体の接続先をチェックするため、ブラウザのセキュリティホールを利用したコードにも対応できるという。

(Security NEXT - 2005/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
サイバー攻撃でシステム障害が発生 - ヤマダコーポレーション
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県