Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ポーラ化粧品、ホームページへの不正アクセスおよびPC盗難による顧客情報流出の可能性

ポーラ化粧品本舗は、同社ホームページへの不正アクセスおよび営業所の業務用PC盗難によって、顧客情報が流出した可能性があると発表した。

同社によれば、何者かがホームページに不正アクセスし、顧客情報の一部を閲覧した形跡が見つかったという。その後の詳細な調査により、不正アクセスを受けたのは5万8254件の個人情報で、氏名、生年月日、メールアドレス、住所、電話番号、職業などが含まれる。

また2005年1月17日には、同社が販売を委託している営業所において、業務用のパソコンが盗難被害に遭った。パソコンには氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを含む838名分の顧客情報が保存されていたという。

同社では被害に遭った顧客全員に謝罪し、報告を行った。また、ホームページの脆弱性の解消や、営業所の業務用管理パソコンに盗難防止用のセキュリティワイヤーを設置など、それぞれの事件に対応した防止策を実施するとしている。

(Security NEXT - 2005/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起