マカフィー、ワームBagleの亜種「W32/Bagle.bd@MM」に警告
マカフィーは、ワーム「Bagle」の亜種である「W32/Bagle.bd@MM」の感染拡大に伴い、注意を呼びかけている。
同ワームは、従来のBagle亜種と異なる大きな特徴はなく、添付ファイルを開くことにより感染する。感染すると、自身のコピーをWindowsのシステムフォルダの中に作成する。また、独自のSMTPエンジンにより、感染マシンからメールアドレスを抽出し、大量メールを送信する。
メールの差出人は、他人の名前による「なりすまし」で、件名は、件名なしか、「Hello、Thank you!、Thanks : ) 、Hi」など。同ワームは米国日付10月29日に発見されたが、感染拡大に伴い、同社では危険度を「中」として注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2004/11/01 )
ツイート
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト