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マカフィー、9月のウイルス検知状況を発表

マカフィーは、2004年9月におけるコンピュータウイルスの検知状況を発表した。

同発表によれば、8月に引き続き、トロイの木馬が企業数別でトップ10中7種、マシン数別でトップ10中5種を占めた。特にウイルス「Exploit」が非常に流行しており、上位4位を占めている。

また、上位10種には入っていないものの、「Gaobot」と呼ばれるWindowsの脆弱点を利用するウイルスの亜種や、9月に入りあらたに発見されたWindowsの脆弱点を狙うウイルス、「Exploit-MS04-028.ldr」についても警戒が必要だと注意を促している。

同社では、一般ユーザーに、マイクロソフトの脆弱点パッチをこまめに適用するよう呼びかけるとともに、企業ユーザーには、ウイルス対策以外にIPSなどの不正パケットへの対策が必要だとしている。

(Security NEXT - 2004/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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