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ライブドア、個人情報漏洩を防ぐLinuxを発売

ライブドアは、コールセンターにおける個人情報漏洩やウイルス感染を防ぐ、コールセンター用オペレーションシステム「ストラタダイヤル リナックス」を発売した。

同製品は、オートダイヤラー(自動連続発信)、ACD(自動配分受信)、通話録音、IVR(自動音声応答)、オペレーター管理など、コンタクトセンターに必要な全機能を搭載する米国製のソフトウェアパッケージ。

同システムでは、オペレータ用PC端末のOSにCD-ROMからブート可能なLinuxOSを採用することで、OP機内部のハードディスクドライブが不要になった。すべてのコールシステム機能および顧客情報などのデータはサーバ側に保存されるため、OP機からの不正な情報のコピーやウイルス感染などを防ぐことができる。

また、利用できる外部記憶装置を予めOSレベルで制限すれば、システム内部の情報をメディアにコピーすることが一層困難になり、情報の持ち出し防止に効果を発揮するとしている。価格は70万8000円から。

(Security NEXT - 2004/10/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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