IBM、HDD内データ消去ソフトを同社ユーザー向けに無償提供
日本アイ・ビー・エムは、ハードディスク内のデータを消去するソフトウェア「IBM Secure Data Disposal」の提供を、9月6日より開始する。同社製パソコンの利用者は、サイトから無償でダウンロードできる。
同ソフトは、業務や個人で利用したパソコンの廃棄、譲渡後に、ハードディスクから機密情報や個人情報などのデータを復元されないように、完全に消去するソフト。
消去レベルは、社内などで利用者を変更する際に適した簡易レベルから、米国国防総省準拠の最高レベルまでの4段階から選択が可能。同社では、企業で同ソフトを導入した場合、廃棄パソコン1台あたり4500円のコスト削減効果が見込まれるとしている。
(Security NEXT - 2004/09/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も