Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アッカの個人情報漏洩被害は34万人

アッカ・ネットワークスは、3月に発覚した個人情報漏洩事故における被害者数を発表した。

同社は、2004年3月に201名の顧客情報流出を確認し、その後調査を実施している。今回の調査により同社では、201名の情報を含む合計33万9177名分の顧客情報の社外への流出していたことを確認したという。

今回の調査は、警察が入手した33万9177名分の個人情報の照会を受け、内容を分析したもの。同社では、警察が提示した情報と保有する顧客情報が一致することを確認したという。含まれる個人情報は、氏名、郵便番号、住所、電話番号、申込時連絡用メールアドレス。

同社は被害者に対し、提携ISP各社と連携の上、対応する予定。また、ユーザー自身が漏洩しているかどうかを確認できるウェブサイトを公開するほか、電話でも確認に応じる。

(Security NEXT - 2004/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開