Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省がソフトバンクを行政指導 - 通話情報漏洩で

総務省は23日、IP電話の通話情報が漏洩していたソフトバンクBBに対し、文書にて行政指導を実施した。ソフトバンクBBの調査報告を受け、行政指導を行ったもの。

ソフトバンクBBの報告によれば、顧客管理データベースに一時的に保管していた約9万人分の通信記録の中から65件(14人分)の通信記録が流出したという。同社は、漏洩の発生原因として「通信記録の管理が不適切」で「インターネット経由でアクセスできる環境に保存されていたこと」を挙げている。また、パスワードなど安全管理措置が不十分だった点にも言及している。

総務省は報告に対し情報管理不備を認め、文書にて注意した。また、5月末に実施した行政指導と合わせ、報告書の提出を求めている。

(Security NEXT - 2004/07/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
個人情報残存する「就職先情報リスト」を学生に共有 - 摂南大
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
テゲ宮崎の通販サイト、管理ページが認証なしで閲覧可能に
サイバー攻撃でシステム障害が発生 - ヤマダコーポレーション
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
先週注目された記事(2025年6月22日〜2025年6月28日)
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県