Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2004年上半期のウイルス感染被害は前年度比2倍に

トレンドマイクロは、2004年上半期のウイルス感染被害レポートを発表した。

2004年上半期の国内ウイルス感染被害報告数は36039件で、昨年の上半期(17026件)に比べ倍以上となった。トレンドマイクロによれば、年初より多発したマスメール型ワームが増加の原因となっているという。また、ウェブを感染経路とするウイルスも多数被害が報告されている。

また、同レポートでは、セキュリティホールの発見から、ウイルス発生までの機関が短縮していることを指摘。NIMDAが1年近くかかったのに対し、Sasserでは17日という短期間で出現している。同社では、パーソナルファイアウォールなどの導入は必須であるとまとめている。

(Security NEXT - 2004/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分