Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シマンテックのNorton Internet Securityに脆弱性

シマンテックは、同社のセキュリティ製品「Norton Internet Security」に深刻なサービス拒否の脆弱性があると発表した。攻撃者がこの脆弱性を元に攻撃した場合、システムが動作不能に陥る可能性があるという。

攻撃者は、脆弱性に対し、特別に細工した TCP パケット攻撃を仕掛けることにより、完全に稼動停止に陥れることが可能。問題が発生した場合は、システムを再起動しないと解決できない。

影響を受けるコンポーネントは以下の通り。シマンテックでは、修正パッチを開発し、LiveUpdate および テクニカルサポートを通じて配布している。

Symantec Norton Internet Security/ Professional 2003, 2004
Symantec Norton Personal Firewall 2003, 2004
Symantec Client Firewall 5.01, 5.1.1 (英語版にのみ)
Symantec Client Security 1.0, 1.1 (英語版にのみ)

(Security NEXT - 2004/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高