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大阪商工会議所ら、中小企業狙うサイバー攻撃を実態調査 - 通信データ収集分析

大阪商工会議所、神戸大学、東京海上日動火災保険の3者は、中小企業を狙ったサイバー攻撃の実態調査に向けて共同研究を推進する。

同調査では、一定数の中小企業からネットワーク上の通信データなどを一定期間収集。サイバー攻撃の実態に関する調査と分析を行う。

6月から8月にかけて、調査対象となる中小企業を募集。9月から2019年1月までサイバー攻撃実態調査を実施し、2019年3月に調査結果を発表する計画だという。

調査結果を踏まえ、大阪商工会議所では中小企業向けにセキュリティ対策を啓発。セキュリティ関連ビジネスの活性化、政府や関連団体への要望などを行うとしている。また東京海上日動では実態やニーズに即した保険商品の開発を目指す。

(Security NEXT - 2018/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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